2008年05月11日

栃の花

脳血管医療センターの前庭に2本の栃の木があって
今を盛りと咲き誇っています。

 普通山に自生している栃は白い花ですが、
この木は「べにとちのき」と札が付いています。

フランスでは、マロニエというそうです。

栃木市では栃の木の並木だったし、
皇居の東御苑、上野公園などなどあちこちに
植えられているのを見かけます。

秋には栗の実に似た実がなります。

私の実家では毎年暮の餅つきには栃の実を一緒に
搗きこんだ「栃もち」を二臼搗くのが習慣でした。

暮れになると栃の実を売りに来る「山に暮らしている人」がいました。

なんでも栃の実は渋が強いので谷川でさらすのだと
言っていました。

しかも、山間の集落では、谷川で栃の実をさらすのは家ごとに
それぞれ日にちが決まっていて、上流でさらしている時には
下流ではさらさないと言っていました。

玄関先で一升枡で2杯、量り売りをしていた光景が今も
思い出されます。

近頃では、道の駅とかで栃のみを使ったせんべいや餅も
売っていますが、実家でついた餅の風味と美味さには
かないません。

「とちもちには黒砂糖とつけて食べるのが一番うまい」が
親父のくちぐせでした。

で、以前からどういう方法で渋抜きをするのか
知りたかったので、「栃の実の渋抜き方法」 検索
してみたら、ありました。

http://vippiv.blog119.fc2.com/blog-entry-115.html

ありがとうございます。頭が下がりました。

あーこれじゃ自分ではやりません。





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Posted by みやちゃん  at 11:33Comments(2)