2008年01月23日

鎌倉 美鈴さんの1月のお菓子

鎌倉 美鈴さんの1月のお菓子

雪中の梅(せっちゅうのうめ)

深々と降り積もった雪の中にある、
梅の様子を表した泡雪製の棹ものです。

紅白の梅は煉切を薄くのばして梅型で抜いたもの。

短冊に切った本煉羊羹を古木の幹に見立て、
泡雪羹を流し込んで雪景色の趣を出しています。



箱の掛け紙には歌人の山崎方代さん(故人)の
歌が寄せられています。

ふかぶかと雪をかむれど億万の

春の蕾はほころびんとす  方代



参考文献 
NHK出版
あこがれの和菓子をつくる  著者 内記 進

ミヤマでは毎月第三月曜日に会員の
皆さんのご予約分を鎌倉までとりに行って
います。

  


Posted by みやちゃん  at 13:37Comments(2)